お家でできる骨盤ケア方法
産後の骨盤矯正で歪んだ骨盤を矯正しても、その後放っておくと、今度は日常生活で疲労の蓄積や、お体の使い方の癖で歪みが生じる恐れがあるのでケアが必要です。
今回はお子様のお世話で忙しいママさんに特におすすめの、日々の習慣に取り入れやすく、簡単で続けやすい、お家でできる骨盤ケア法を2つをご紹介します。
1.骨盤体操
まず1つ目は、骨盤が開かないように・歪まないように骨盤周りを支えてくれる筋力がつく、骨盤体操です。
骨盤底筋の筋力が回復すると尿漏れも改善します。
産後の尿漏れに悩まれてる方は必見です!
・やり方
まず、左右の足の間を、こぶし1個分の幅を開けて立ちます。つま先だけや踵だけ揃えるのではなく、足全体をこぶし1個分あけてください。
そして、足裏の親指側に体重をのせていき、その状態でお尻の穴をキュッと絞め、遠くを見つめましょう。
このとき、太ももの内側・下腹に力が入っているかチェックしてください。力が入っていることを感じられたら、正しい骨盤体操ができています。
10秒キープし、10秒経ったら、ゆっくり力を抜いていきます。
ここでのポイントは、じわじわとゆっくり力を抜くこと。
ぱっと力を抜いてしまうと、骨盤もぱっと開いてしまいます。
目標は1日10回。
連続で行わなくてもOKです。
立ったままの体操なので、ご飯の支度や歯磨きなどの隙間時間にやってみてください。
2.胸式呼吸
2つ目は、妊娠・出産で下がり気味の内臓を元の位置に戻してくれる呼吸法が胸式呼吸です。
今回は、初めての方向けに、立ったまま行う胸式呼吸をご紹介します。
内臓が下がり気味になっているのを放っておくと、開いた骨盤に入り込んでしまうので、胸式呼吸で下がってしまった内臓をもとの位置に戻していきましょう。
胸や肩甲骨周りの細かい筋肉も動かせるので、代謝も上がり、肩こり解消も期待できます。
やり方
まず、腕を肩の高さまで真っ直ぐ前に挙げ、鼻から息を吸いながら肘を後ろに引きます。
肩甲骨同士を近づけるイメージです。
胸にたくさん空気が入っていくイメージで息を吸うと気持ち良く感じられるでしょう。
口から吐くと同時に、腕を元の位置に戻します。
これを10回ほど繰り返しましょう。
まとめ
骨盤体操も胸式呼吸どちらも立ったまま行える体操です。
横になったら体操やストレッチなんかできずに眠ってしまうほど、
毎日頑張っているママさんが家事の合間などに出来るこの2つの体操で骨盤ケアを行ってみてください。