産後も妊娠体型が続く理由
妊娠をすると、お母さんのカラダは脂肪をため込もうと働きます。この理由として黄体ホルモンが分泌されることと、出産後の赤ちゃんの栄養を蓄えるためです。
この時期は食べ物の趣向が変わり、生活習慣そのもが大きく変わってしまいます。そのため、変色になってしまったり、カラダの使い方に変な癖が出てしまったりと歪みやすく太りやすい生活習慣になりがちです。この状態を妊娠していたんだから仕方ないとほっておくと本当に脂肪がたまってしまい、妊娠体型がカラダにしみこんでしまいます。
そしてもう一つ重要なのが「腹筋と骨盤底筋群」です。
赤ちゃんを産むときに膣が大きく広がりますが、骨盤底筋群もゆるみ弱くなってしまいます。骨盤底筋群は妊娠中赤ちゃんをずっと下からハンモックのように支え続けてくれています(7~8㎏)。そのうえ、出産で広がるわけですから、大変なダメージと言えます。また腹筋はイメージしやすいと思いますが、臨月ではだいたいウエストが40~50㎝も通常時より太くなります。その分、お腹が大きく引き伸ばされています。
ですから出産後、早い段階で骨盤を整え、骨盤底筋群と腹筋を締めてあげることがとても重要です。
それさえ行えば、妊娠前よりも整った美しいカラダを手に入れることができます。