産後のポッコリお腹の原因
産後ママさんのお悩みを聞いていると
大きく3つに分けることができます。
1つは「腰痛、肩こり」などの痛みや不調です。
2つ目は「お尻、太ももがパンパン」になってしまい、
産前のパンツ等が入らなくなってしまうこと。
3つ目は「ポッコリお腹」です。
体重はある程度戻せてもお腹だけでてしまっているお悩みは
意外と多くあります。
本日は3つ目の「ぽっこりお腹」の原因についてお話します。
実は産後は2つの筋肉が弱くなってしまうのです。
1.骨盤底筋群
2.腹筋
骨盤底筋群とは聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、
骨盤の下にあって内臓が落ちないようにハンモック状に支えている筋肉です。
普段から負担がかかっている場所ですが、
妊娠して臨月にもなると、
お腹の中は普段よりも7~8キロも重くなります。
また出産時には産道を確保するために膣が広がりますが、
このとき骨盤底筋群も損傷してしまい、
ゆるみを引き起こしてしまいます。
骨盤底筋群はお腹に赤ちゃんがいるときから
負担がかかっている場所なので
帝王切開でもゆるんでしまうのです。
そしてもう一つは「腹筋」です。
臨月の時にはお腹周りは妊娠前よりも40センチ前後太くなっています。
この時、腹筋も引っ張られてはいますが
実はお腹の中心を走る白線というものが引き伸ばされています。
この辺りは専門的な話になりますのでよくわからない方も多いと思いますが、
本日覚えて頂きたいのは産後は「骨盤底筋群」と「腹筋」が弱くなり、
それがポッコリお腹の原因になっているということです。
次回はその原因を解消するエクササイズについて
ご紹介します。(*^。^*)