根本から肩こりを解消しようと考えるのなら
人間の体で起こるこりの3大原因は、筋肉疲労・血行不良・末梢神経の傷です。
1日中デスクワークをしていたり、長時間の運転をしたりすると体に痛みやこりを感じる経験をしたことがある方は多いです。
この時に筋肉の中では酸素が不足して乳酸が作られていて、それにより筋肉は硬くなりこりやだるさを感じるためです。
つまり、同じ姿勢を続けることで特定の筋肉だけを使い続けることによる筋肉疲労がこりの原因の1つです。
入浴したりマッサージしたりすると痛みやこりが楽になりますが、これは血の巡りが良くなるからです。
逆に言うと筋肉疲労で硬くなった筋肉により周辺の血管が圧迫されて血のめぐりが悪くなることが痛みやこりの原因で、血行不良によるものなのです。
そして血行不良になると筋肉の中で発生した乳酸が流れていかなくなり筋肉内に溜まってしなうと、筋肉に届くはずの酸素量も減り乳酸が作られ筋肉が硬くなります。
そうすると痛みやコリが益々感じるようになると言った悪循環に陥ってしまいます。
それからいつも同じ場所が痛くなったりこったりするのは、その部分の末梢神経が傷ついているからかも知れません。
筋肉疲労で硬くなった筋肉や溜まってしまった乳酸の刺激で、その近くを通る末梢神経も圧迫されたり傷ついたりするのです。
そして末梢神経自体が痛みやしびれを脳に伝える神経なので、圧迫されたり傷ついたりするとその場所に違和感が生まれるのです。
これらが肩こりなどが発生するメカニズムと考えることができます。
このような肩こりに悩む人はとても多くて、できることなら少しでも対処法を知って痛みやこりを緩和したいと考えることです。
まず対処方法としては、筋肉が衰えると筋肉疲労になりやすくなるので運動をして筋肉を鍛えることです。
特に、肩や背中などを中心とした上半身の筋肉を鍛えると良いです。
血行を促進するために患部をタオルで温めるのも対策としてあります。
それと共にお風呂に入った時には、肩や首までゆっくり浸かるように心がけると良いです。
体の左右のバランスが崩れてしまうので足を組まないことも対策になるので、足を組むクセがある方は直すように心がけることです。
同様に左右の肩をバランスよく使うことも大事で、片方の肩にいつもバックを下げていたり、荷物を持っていたりすることは避けるようにして、時間ごとに持ち替えるよう意識すると良いです。
こうしたことを日々心がけることで痛みやこりと言った辛さが軽減することができるので、試に実践してみると良いです。
ただ、肩こりなどの痛みやこりは根本的に改善することが最も大事なことで、その為にも整体や整骨院で専門家による施術を受けると良いです。
整体などの施術を受けることで、先に触れたこりの3大原因を改善することができますし、体全体のバランスも整えられるので原因をすべて解消することになります。
一時的な対処ではなく根本から解消しようと考えるのなら、整体や整骨院で専門家による施術を受けることを考えてみるのも良いことです。