産後のママさんが悩まれている症状の⼀つに「膝痛」があります。
⽴ち上がる時に膝に痛みを感じる、⾚ちゃんを抱っこして外出した後、膝に痛みを感じるというお話をよく伺います。
妊娠前には全く気にならなかったのに、赤ちゃんを産んでから膝痛の症状が出てきて、いつまで痛いままなの?治るのだろうか?とご不安を強く感じる症状です。
今回は産後の膝痛の原因と改善のポイントをお伝えします。
産後の膝痛の原因は?
産後の膝痛の原因は、⾻盤前傾により太ももの前側に負担がかかることによって起こるものがほとんどです。
筋⾁は負担がかかり疲労が溜まると硬くなってしまいます。
硬くなってしまった筋⾁は硬いゴムに似ているので、引っ張る⼒が強くなります。
太ももの筋⾁は⾻盤の前側(表の①)と、膝のお⽫の上側(表の②)にくっついているので、⾻盤・膝のお⽫の上側が引っ張られることにより膝に痛みが出ているのです。
産後の膝痛の改善の方法とは?
産後の膝痛の改善のポイントは
「太ももの前側の疲労が溜まり硬くなっている筋⾁を緩めること、ほぐすこと」です。
緩める、ほぐすためにはマッサージでしっかりとほぐしてもらうことが効果をしっかりと得られて⼀番お勧めの⼿段ですが、ご⾃⾝で出来るストレッチもこの産後の膝痛には有効的な⼿段の⼀つですので、なかなか施術を受けることが難しい⽅はこちらのストレッチを⾏ってみてください。
太ももの前側を緩められるストレッチは、⾻盤前傾の改善にも役⽴ちますので、ぜひ⾏ってみてください。
(⾻盤の前傾があると膝痛だけでなく、反り腰が引き起こされ腰痛になったり、姿勢の崩れから⾸・肩こり、猫背等不調の原因になる可能性があります。)
太もも前側のストレッチ
□⽴って⾏うもの
※壁やイスなどつかまって⽴てる場所で⾏いましょう。
⑴右の図のように左の⾜⾸を左⼿でつかみ、太もも前側の筋⾁を伸ばします。
(この時に真っすぐに⽴つように⼼がけるとしっかりとストレッチされます。)
⑵30 秒ほどゆっくりと伸ばします。
床で⾏うもの
⑴膝⽴ちになります。
⑵膝を 90 度になるように⽚⾜を前に出します。
(右の図のように左⾜を前に出してみましょう。)
⑶前側の⾜に体重をかけて、後ろ側の⾜の付け根を伸ばしていきます。
※床についている膝が痛い場合は、膝の下にタオルやクッションを
⼊れましょう。
産後骨盤矯正を受けるとどうなるの!?
太ももの前側の筋⾁が緩み、⾻盤前傾の姿勢を改善するとどうなるの?before/after での変化のご紹介
(例)産後の膝痛、腰痛に悩まれていたお客様です。(1 回の施術での変化)
Before では、
重⼼が前側によりがちで、⾻盤の前傾もありました。
体重を太ももの前側で⽀えていたので、とても負担がかかっていました。
反り腰、猫背もありました。
After では、
⾻盤の前傾も少し整い、重⼼が後ろ側に改善されてきています。(太ももの前側の筋⾁
もほぐれていました。)
反り腰、猫背も緩和されてきました。
バストトップの位置にも変化が⾒られます
産後の膝痛、腰痛に悩まれていたお客様です。(産後骨盤矯正を4回受けると…)
4回コース終了後の After では、
⾻盤の前傾が改善されて、重⼼が正しい位置に整いました。
(太ももの前側の筋⾁がしっかりとほぐれました。)
反り腰や猫背も改善されて、姿勢がよくなりました。
産後の膝痛改善に産後骨盤矯正がお勧め!
ご⾃⾝で⾏うセルフケアもとても⼤事なケア⽅法の⼀つですが、産後の不調に関しては、⾃⼰判断で対処しても痛みが⻑引いたり、後々痛みが出てきてしまうことがあります。
弊社では、⼥性の国家資格を持った産後のプロの先⽣がご不調の根本的な解決のお⼿伝いを精⼀杯させていただいております。
ぜひ⼀度プロにご相談ください。